スーパーロボット大戦V

□第十二話 四つの鼓動
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そしてリック・ディアスたちはコロニーに接近し先ほどビームで穴が開いたところをクレイ・バズーカで攻撃。穴はさらに拡大した。その時、クワトロだけに誰かの息遣いが聞こえた。

クワトロ(なんだ…この、息遣いは!?アムロ・レイ?ララア・スン?いや…違う)

リック・ディアスたちはその穴を通りコロニー内へと侵入した。

クワトロ「なんだったのだ。あの息遣いは。……全機ガンダムMk-Uを捕獲するぞ!」

クワトロ機を先頭にコロニー内を飛行するリック・ディアスたち。と、そこに連邦のジムU部隊がクワトロたちを迎撃してきた。

クワトロ「ちっ、ガンダムの所在を掴まん内に!」

ガトー「大尉、どうしますか!?」

クワトロ「全機、攻撃態勢だ!」

ロベルト「大尉、いいんですか?」

クワトロ「コロニーへの多少の損傷もやむおえない。ここまで来てMk-Uを見るだけなど…!」

ジムU部隊のビームを散開しながら避けてくクワトロ隊。

クワトロ「連邦軍はいつになったらここが地球と地続きでないことが分るんだ!」

クワトロ機はビーム・ピストルでジムUを撃破。そしてもう一体のジムUがクワトロ機にビームを撃つがクワトロ機はそれを回避した。

連邦兵「くそっ、なんで当たらないんだ!?」

そのジムをバズーカで撃墜するロベルト機。
四機のリック・ディアスは見事なフォーメーションで連邦のジムU部隊を翻弄する。

連邦兵「ええい、こんな旧式のジムでは追いかけられない!ん!?わあああ!!」

そのとき、ジムUの前にガトーのリック・ディアスがいきなり現れて、ジムUをビーム・サーベルで刺すと、どこかに飛んで行った。
クワトロ隊は次々と現れる連邦の迎撃MSを撃破しながらなガンダムMk-Uを探索する。そして、ついに黒いガンダム、ティターンズのガンダムMk-Uがクワトロたちの前に姿を現した。

クワトロ「来たな。いいか、できれば無傷で手に入れたい。アポリーとガトーは私についてきてくれ。ロベルトは援護」

リック・ディアスはビーム・ピストルをガンダムMk-Uに発射し、ガンダムを追い詰める。

カクリコン「シミュレーション抜きでいきなり実戦かよ」

ガンダムMk-Uもビームライフルで応戦するが多勢に無勢。所詮ガンダムMk-U一機だけでは四機のリック・ディアスに対応できるわけはなくガンダムMk-Uは連邦の基地へと後退せざるをえなかった。
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