スーパーロボット大戦V

□第十二話 四つの鼓動
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広大に広がる宇宙を赤いモビルスーツを先頭にした4機のモビルスーツが過った。

赤いモビルスーツ「アポリー中尉、調子はどうか」

赤いモビルスーツが同じ紺の色のモビルスーツへと通信を送った。

紺のモビルスーツA「コクピットは違っても3日もあれば自分の手足にすることはできます」

するともう一体の同じモビルスーツのパイロットもまた、赤いモビルスーツに通信を送る。

紺のモビルスーツB「自分たちはマニュアル通りの訓練などやってはおりません。それで一年戦争をくぐり抜けてきたのですから」

赤いモビルスーツ「ロベルト中尉、その過信が自分の足元を掬うぞ」

紺のモビルスーツB「はっ!クワトロ大尉」

赤いモビルスーツ「ん?ガトー少佐大丈夫か」

紺のモビルスーツC「はっ!問題ありません。シャア大佐!」

赤いモビルスーツ「ガトー少佐、私は今はエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉だ。ジオンの赤い彗星“シャア・アズナブル”ではない」

紺のモビルスーツC「はっ!申し訳ありません。“クワトロ大尉”!」

赤いモビルスーツ「よし、これより我らはティターンズの秘密基地となっているサイド7に向かいティターンズが開発したガンダムを強奪する。すまんがガトー少佐は私より上の階級なのだが、この任務では私の指示で動いてもらうことになる。よろしく頼む」

紺のモビルスーツC「はっ!先の戦闘で力尽き、地球軌道上で漂っていた私を救っていただいた大尉のために、私はこの命を使いたいと思います!」

赤いモビルスーツ「うむ、これならこの作戦は必ず成功するだろう。だが、少佐。あまり気負い過ぎるなよ。よし、それでは行くぞ!」

彼らは反地球連邦組織『エゥーゴ』の軍人、クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)大尉、アポリー・ベイ中尉、ロベルト中尉、アナベル・ガトー少佐たちであった。彼らはエゥーゴのMS『リック・ディアス』を駆り、デラーズ紛争後勢力を急激に拡大した地球連邦軍のエリート部隊『ティターンズ』の秘密基地があるサイド7のコロニー、グリーン・ノア2に向けて飛んで行った。
そして、クワトロたちMS隊はサイド7へと到着。慎重にコロニーへと接近していった。

クワトロ「私が内部へ偵察してくる。アポリーたちは外で私の指示があるまで待機だ」

クワトロの赤いリック・ディアスだけがグリーン・ノア2へと進み、残りのリック・ディアスたちはそれぞれの方向へと散開した。
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