スーパーロボット大戦V

□第十話 師弟の決別
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大神「そ…そうだね」

モモタロウ「なんかつまんねえ〜…」

大神「しかしこの町に置いてある品物を見てもエンドレスイリュージョンという惑星は建物古いが多文化な世界なんだな」

カケル「やっぱりダイヤさんたちのいた世界の惑星だけあって何でもあるみたいだな」

モモタロウ「うわっ、納豆まで売ってるぜ!?ホントどうなってんだよここは」

カケル「その隣は干し肉に…タコス。何でもアリって感じだな」

ダイヤ「まあ、この惑星には“ヨロイ”っていうロボットの技術からみても俺たちのいる世界の文化から独自の進化をしているんじゃないか?」

大神「あのブッチとかいう男の乗っていたヨロイはかなり強かったな」

モモタロウ「そういえばエンドレスイリュージョンってダイヤさんたちの世界ではたしか収容所の惑星だったんでしたっけ」

ダイヤ「ああ、そうだったんだがある日消息を絶ってしまったけどな。そしてそれがもとで俺たちの世界で戦争が始まってしまったんだ」

モモタロウ「マジか!?ダイヤさんの世界も大変なんだな」

ダイヤ「しかし、ここの人たちはどうも俺たちの時代の囚人たちではないだろうな」

モモタロウ「え!なんで?」

ダイヤ「エルドラのじいさんたちがさっき“月は黒いものではないのか”と言ってたろ。ここではまず、俺たちの世界の常識である通常の月をここの人たちは知らない」

モモタロウ「確かにそうだった…」

大神「ダイヤ君はこのエンドレスイリュージョンがいつの間にかダイヤ君たちのしらない別の物に変わったとでも言うのかい?」

ダイヤ「ああ、少なくとも俺たちが知っている監獄惑星エンドレスイリュージョンは消息を絶った間に何かあったんじゃないかと思うんだ」

モモタロウ「何かって?」

ダイヤ「うまくは言えないけどともかく、大きく変わってるんだ。なんかこう…時間が進み過ぎて逆に荒廃した世界みたいな」

大神「なるほど。つまり時間が進み過ぎた遙か未来のエンドレスイリュージョンに我々は来たという事なのか」
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