スーパーロボット大戦V
□第十話 師弟の決別
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ゾネット ターミナル
モモタロウ「おお!でっけぇ駅!?」
ダイヤ「さすが駅って感じだな」
大神「とにかくこれから…」
モモタロウ「はーい!俺たちこの町を探検したいです!」
ダンケッツの子供たちが手を上げる。
大神「うーん…まあ、いいか。よし、じゃあこれから物資を調達するものと自由に散策するものに分かれて行動しよう。そうだな、3時間後にここに集合だ」
メテオ「よっしゃあ!じゃあ俺ちょっと出てきます!」
そういうとメテオはどこかへと走りだして行った。
ダイヤ「あ、待て…。たくっ、あいかわらずだなアイツは…」
大神「ははは…」
ダイヤ「ほかに自由行動したい奴いないか?」
大神「さくら君たちも行っておいでよ」
さくら「えっ!いいんですか!?」
大神「ああ、せっかく来たんだから楽しんでおいで」
すみれ「なら、わたくしはこの町でお買い物をしたいですわ」
カンナ「そうだな。アタイたちも楽しむか」
大神「よし、物資の事は俺とダイヤ君に任せてくれ」
ネロ「そうだ俺たちに任せろ!」
ホセ「大船に乗ったつもりでいろ!」
ダイヤ(あんた達が一番信用できないんだよな…)
大神「…というわけで、さくら君たちは楽しんできてくれ」
さくら「はい」
マリア「では隊長。何かあれば連絡してください」
大神「ああ」
さくらたちは大神たちと離れて、繁華街へと歩き出した。
ダイヤ「モモタロウたちは俺たちと一緒に物資を調達しながら探検になるけどいいか?」
モモタロウ「わかりました!全然構わないっす!」
大神「じゃあ買い出しに行こう」
ヴァン「はあ…やっと着いた」
プラットフォームにいつものテンガハットをかぶったヴァンと一緒に旅をしているウェンディがいた。彼らはヴァンの旧知の知り合いの情報屋『カルメン99』から『カギ爪の男』の情報をもらうためここゾネットに来たのだった。
ヴァン「さてと…。カルメンはどこだ?……あれ?アイツもいないな」
ヴァンは隣見るとウェンディもいなくなっていた。
ヴァン「アイツも…どこ行ったんだ?」
ゾネット 市街
いざ、買い出しを始めた大神たちだがエルドラチームが酒ばかり買い、なかなか『物資の調達』という目的を果たせずにいた。
ダイヤ「やれやれ、全然買いたいもの買えないなあ…」