スーパーロボット大戦V
□第九話 ここは宇宙の吹きだまり
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渋谷長官「ベガ君…」
ベガ「データウエポンは一つが一つずつ電童の“封印された能力”を解く力を持っているの」
銀河「封印された力?」
ベガ「ええ。ユニコーンドリルはファイヤーウォール。バリアの役目をするものだけど、それが使えるようになるわ」
メテオ「ば、バリア!?」
北斗「へぇ。そんなこともできるようになるわけ」
ベガ「そしてレオサークルはハイパースキャン。あらゆるものを分析できるのよ」
銀河「すっげえ、俺たちもう無敵じゃん!」
吉良国「なるほど、ガルファも欲しがるわけだ」
ベガ「データウエポンはただ集めただけではその本当の力を発揮することはないわ。制御するには統制、制御するギアファイターの力が必要になってくる。むこうに凰牙…黒いギアファイターがあることは予想外のことだったの。…あれは電童と同じもの。あれがガルファにあるということは…」
渋谷長官「凰牙がデータウエポンを手にすれば、その威力の矛先はこちらに向けられる。ということだな」
飛鳥「そんなことになったらジャーク帝国と戦ってる場合じゃなくなるな」
浩美「凰牙だけでもあんなに強かったんだからあいつらがデータウエポンを手にしたら…」
エリー「私たち…負けちゃうわね」
ユカ「うえええん。地球が…私たちのお家が…!」
全員「……」
拳一「…なあに、心配するこたぁねえよ。俺たちにはエルドランからもらった熱血最強のゴウザウラーがいるんだぜ!」
仁「そうだ、絶対無敵のライジンオーだっているぜ!」
モモタロウ「完全勝利ダイテイオーだっています!」
勇太「僕たちブレイブポリスも戦います!」
デッカード『勇太の言うとおりだな』
パワージョー『ボスもいいこと言うじゃねえか』
マクレーン『我々は警察官ですが、この地球の平和を守るため協力します!』
拳一「だから、どんな奴が地球を攻めてこようが俺たちで捻りつぶしてやるよ!」
銀河「そうだな。俺たちだって電童だってあるし、ユニコーンドリルやレオサークルだってある。それに俺たち以外にもこの地球を守る奴らがこんなにいるんだ。ガルファなんかに負けやしねえさ!」
北斗「うん…ともかく、僕たち頑張んなきゃ!」
銀河「そういうこと!」
ベガ「北斗…」