スーパーロボット大戦V
□第六話 ガリューンふたたび!
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デリトロス城
ここは、デリトロスが作り出した仮想現実空間「デリトロスゲート」内にある「デリトロス城」。ここにはデリトロス配下の「ウェブソルジャー」が無数におり、また、デリトロスに洗脳されたウェブナイツたちもいた。
グリフィオン「ガリューンがグラディオンを倒さずのこのこ帰ってきたらしいな」
フェニクオン「ふんっ!情けない。あれで元・マスターウェブナイトとは」
ジャガオン「おいらだったらすぐ倒してやんのに!」
シャークオン「お前では無理だ」
ジャガオン「なんだと!」
その時、巨大な眼球が現れた。
???(やめんか!)
フェニクオン「“デリトロス様”!」
この巨大な眼球こそマジカルゲートを占拠し、世界中の子供を誘拐したプログラム「デリトロス」である。
デリトロス(これから洗脳した子供たちを自らのウェブダイバーとし、ガリューンとともにダイバーランドを襲撃するのだ)
ジャガオン「ガリューンとですか!?」
デリトロス(そうだ。グラディオンにはどうやら現実世界に多くの仲間がいる。貴様らはガリューンを援護してやれ。いいな!)
ウェブナイツたち「は、ははー」
シャークオン「ちっ!俺様がガリューンの手伝いとは」
フェニクオン「デリトロス様の命令です。仕方ない」
ジャガオン「ともかく出撃だ!」
ウェブナイツたちは洗脳した子供たちをウェブダイバーとして取り込んだ。
一方、ガリューンはデリトロスから他のウェブナイツたちと共に出撃しろという命令を受け、自分のウェブダイバーを探していた。
ガリューン「だめだ!並の子供ではグラディオンには勝てん!もっと強い素質のある子供はいないか」
そこに、何かのエネルギー体が近づいてきた。
ガリューン「な、なんだ!?」
ゼビアス「私はゼビアス。ガリューン様、強い素質のある子供を御所望ですね」
ガリューン「いるのか!?そのような子供が」
ゼビアス「はい。ですがその子供はデリトロス様が洗脳なされた子供の中にはいません。…いや、この世界の子供の中にもおりません」
ガリューン「何!?その子供は?」