スーパーロボット大戦V
□第四話 最大の危機
3ページ/21ページ
武田「子供の扱えるものではないんだ!!」
仁「動かせるよ!」
マリア「そう。動いちゃったんです。とりあえずですけど」
飛鳥「それに、警察では小学生がロボットとともに刑事として立派に働いているじゃないですか」
すると武田長官は怒鳴った。
武田「うるさいうるさい!子供は引っ込んでなさ〜い!!警察は警察。防衛隊は防衛隊なのだ!この教室と学校は我々が徹底的に調べる!それまでは勝手なことをしてはならん!」
仁「そ、そんな。なあ!みんな」
理不尽なことを言われた仁はクラスの仲間たちにこれでいいのかと呼びかけるが誰もが下を向いていしまっていた。
武田「そう。君たちは大人の言うこと聞いていればいいんだ」
仁「そんなのむちゃくちゃだよ!」
武田「とにかく!子供は引っ込んでろ!さっそく調査にかかれ!」
そういうと防衛隊は教室や学校を調べ始めた。
矢沢「ちょっっと!!待ったぁ!」
そんな時この学校の校長。矢沢校長が止めた。
矢沢「調査をするのは構いませんが、今は授業中です。授業が終わってからにしていただきたい」
校長は穏やかな口調で武田長官に待つように言う。
武田「あなたはことの重大さを分かっていないようですな。今は非常時なんですぞ!」
矢沢「なんと言われようともここは学校です!!あなたたちの好きなようにされては困る!」
すごい剣幕で言われた武田長官はしぶしぶ承諾する。
武田「くっ…!わかった。調査は放課後行う。引けぇい!」
矢沢「さあ、授業を続けなさい」
校長はさっきまで形相はどこへやらニコニコしながら元の穏やかな口調で授業を進めるよう言った。
仁「校長先生すげぇ…」
仁たちは目を丸くして唖然としていた。