スーパーロボット大戦V
□第二話 ヴォイジャー計画
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こうして、花組とDSSDの探査機「スターヴォイジャー」を積んだ大空魔竜はいよいよ黒い月を通り、異次元探査に向かう。そして黒い月に突入していく。
キャプテン・ルル「マクグリフ女史。そろそろ黒い月に突入します」
セレーネ「わかりました。そのまま月に突入してください」
こうして、大空魔竜は黒い月に吸い込まれるように突入していった。すると、どこかの町の上空を飛行していた。
キャプテン・ルル「ここはどこでしょう?」
ダイヤ「成功したのか…!?」
大空魔竜が転移したのは陽昇町という町だった。すでに大空魔竜の下には騒ぎが起きていた。
住民「な、なんだあれは!?」
住民「侵略者か!?」
地球防衛隊陽昇駐屯地
防衛隊員「長官!陽昇町上空に巨大飛行物体が出現しました!?」
武田「何ぃ!ミケーネの残党かもしれんな。全軍出動!!」
大空魔竜
ローサ「すっかり騒ぎになってしまいましたね…」
キャプテン・ルル「スピーカーでみなさんに呼びかけましょう」
ローサ「キャプテン!戦車と航空機多数が接近してきます!!」
武田『各員!攻撃準備!!』
武田長官は戦車から顔を出しスピーカーで戦車隊の指揮を執る。
ローサ「キャプテン。どうしますか?」
キャプテン・ルル「スピーカーで呼びかけてください」
大空魔竜『地球防衛隊のみなさん。我々は大空魔竜です。侵略者ではありません。我々は異次元探査の目的でやってきました。我々にはみなさんに危害を加えるつもりはありません』
防衛隊員「とのことですがどうしましょう」
武田「侵略者でないだと?…」
すると武田長官はスピーカーを手に大空魔竜に呼びかける。
武田『貴殿らは侵略者でないというが現状では信じられん!ともかく武装を解除して我々の基地まできてもらおう!』
キャプテン・ルル『わかりました』
こうして大空魔竜は地球防衛隊に連れられ防衛隊の駐屯地へと向かった。