スーパーロボット大戦V
□第二話 ヴォイジャー計画
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数ヶ月後
トロヤステーション
DSSDの技術開発者で研究者のセレーネ・マクグリフが小型映像端末でニュースの会見の映像を見ている。
キャスター『本日より、 “ヴォイジャー計画”による異次元探査が開始するとDSSDより発表されました。これは、第2次大戦中観測された黒い月を通り、異次元世界を探査するというものです。この計画にはザフト・連邦・オーブが合同で資金提供を行っており、オーブのカガリ・ユラ・アスハ代表はこの計画をきっかけに三国が友好的な関係が築ければと報道陣に明らかにしています』
セレーネは映像端末を消す。
セレーネ「やっとここまできたわね。とうとう探査の日よ」
そんなときセレーネに通信が入る。
ソル『セレーネ。今地上から通信が入って、今黒い月を解析したデータが完成したそうだよ』
セレーネ「そう。地上で帝国華撃団という部隊が転移してきて黒い月の異次元転移が可能ということが明らかになったから、あとは同行する戦艦を待つだけね」
ソル『そうだね』
セレーネ「そういえば、メテオは?」
ソル『メテオなら、整備ドッグで自分のマシンの最終チェックをしているよ。もともとこの計画は彼の発案によるものだからねぇ。ものすごく張り切ってるよ』
セレーネ「じゃあ彼も管制室に呼んで。いよいよ旅立ちよって」
ソル『わかった』
青森 八戸 芝村支隊新駐屯地司令室
キャプテン・ルル「えっ。では他のみなさんは異次元探査には参加しないんですか?」
舞「幻獣を退けて数か月経つがまだまだ奴らがいつ攻めてくるとも限らんからな。我ら芝村支隊は青森に残存部隊とともに残って幻獣に備える」
石田「それは助かります」
ヴェスターヌ「では我々も残ろう」
リー「そうだな。地上の守りも大切だしな」
キャプテン・ルル「アークエンジェルは?」
マリュー「私たちも地球に残るわ」
ノーザ「我々もここで幻獣と戦うぞ」
キャプテン・ルル「わかりました。では、我々が花組の皆さんと共に父島の観測所の黒い月のデータを持ってトロヤステーションに向かいます」
大神「大空魔竜のみなさん。よろしくお願いします」