スーパーロボット大戦V
□第十話 師弟の決別
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グローリア ピンク・アミーゴ
ネロ「えっ!月は黒いものではないのか!?」
キャプテン・ルル「ええ。本来の月は黒くありませんよ」
ネロ「では、あれはなんなだ!?」
セレーネ「あれは一種の異次元を越えるゲートと考えています。我々はあれを使って次元調査をしています」
エルドラチーム「……?」
ダイヤ「要はいろんな世界に行けるトンネルだってことだよ」
ホセ「それはまた便利だな」
ピュリア「けど、いいことばかりではないぜ。あの月が現れると恐ろしい怪物どもが現れるんだ」
カンナ「アタイたちはあの月を調査していたら吸い込まれて元の世界に帰れなくなってしまったしな」
ネロ「あの月には…悪党の臭いがする!」
ホセ「そうだな。怪物を送り込んだり、人間を吸い込んだり何かあるな」
バリヨ「何かの陰謀がある」
カルロス「ぐう……」
セレーネ「いやいや、そんな大それたものではないですよ」
ネロ「いや、怪物が出てくるのはおかしい」
ホセ「あの月そんな恐ろしいものだったとはな」
セレーネ「……」
ダイヤ「けど、おかしいよな」
キャプテン・ルル「何故ですか?」
ダイヤ「だって、大神さんたちがいた世界にも黒い月はあったけど、結局モモタロウたちのいる現代でも幻獣は現れなかったじゃないか。ここだって幻獣は出現している様子はないみたいだし」
大神「確かにそうだな…」
セレーネ「なにか調べてみる必要があるわね」
ダイヤ「そういえば、おじいさんたちのヨロイっていうのは大丈夫なのか?かなりやられてたけど…」
シズカ『それなんだけど結構派手にやられてるよ。しかもここにあるパーツでも代用できないものとかあるみたいだよ』
セレーネ「なにかパーツが手に入りそうな町とか知りません?」
ユキコ「たしか“ゾネット”という町に行けば手に入ると思います」
キャプテン・ルル「じゃあ、そこに行ってみましょう」