スーパーロボット大戦V
□第十四話 悲しみの戦姫
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ガトー「コウ・ウラキ、久しぶりだな」
キース「ええっ!!?どうしてガトーまで生きてるんだ!?」
ガトー「お前たちが驚くのも無理は無い。私もあのあと救われたのだ。連邦に一矢報いようと奴らの艦隊に突っ込み、瀕死の状態で漂っていた所をエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉に救出されたのだ。それから私は大尉の為、エゥーゴに参加し連邦軍と戦っているのだ」
コウ「そうだったのか。でも、ガトーが生きていることが解ればニナも喜ぶ」
ガトー「ニナ・パープルトンにはしばらく私が生きていることは伏せておいた方がいいだろう。そもそも、今彼女はお前と共にあるのではないのか」
コウ「そ、それは・・・その・・・」
ガトー「ふふ、まあいい。とにかく、共に戦えることをうれしく思うぞ」
ガトーはコウに右手を差し出す。
コウ「こちらこそ。俺も嬉しいよ。ガトー」
コウも右手を差し出し二人は固い握手をする。こうして、かつて刃を交えた二人は和解し、新たな戦いを前に共闘する道を選んだのだった。
モーリス「艦長、アーガマより入電!日本の小笠原諸島がティターンズに襲撃されているとのことです!」
シナプス「何!?しかし、あそこには今カミーユがいるはずでは・・・。うーむ、日本は今青森に全戦力を投入しているはずだから小笠原の戦力とカミーユでは対処出来んだろう。この基地は後続の部隊に任せて我々もすぐに向かおう。アルビオン出撃!」
パサロフ「了解!」