Novel@

□「ありがとう」・「ごめんなさい」
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ありがとう。ごめんなさい。

元に戻ってから、僕はずっと同じことばを繰り返している。
僕のために泣いてくれた、怒ってくれて、そして僕を信じて、助けてくれた皆に向けて。あんなにひどいことしたのに、傷つけたのに、受け入れてくれた。本当に優しい仲間。

また皆と過ごせる日々が来るなんて、彼の言葉を借りれば、夢のようだ。
本当に嬉しい。




ありがとう。ごめんなさい。

また、僕は同じ言葉を繰り返した。
僕の高音を認めてくれた、歌を肯定してくれた、側にいされてくれた、あの方に向けて。

貴方のおかげで、自分の歌に自信がもてました。貴方に勇気付けられました。
それなのに、ぼくは何も出来なかった。貴方の苦しみも分からず、不快にさせてばかりだった。自分の行いを、すべて貴方のせいにしてしまった。



「ありがとう」「ごめんなさい」



僕は、生きる。
今まで壊した笑顔、幸せを守る為に。
今まで傷つけてしまった皆を、恐怖や悲しみから救う為に。
それが僕にできる、精一杯の償いだと思うから。









〜終わり〜
う〜む……。
自分で書いておいて言うのもなんだけど、意味不明ですね(^^;)全体的に。
まぁ、なにはともあれ、ファルセットさん、お帰りなさい!

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