うたプリ短編
□君の声が聞きたい
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私は声が出ない。あまりにも過酷な精神疲労のせいらしい。
今はないのだが、過去にイジメられた経験がある。それから出なくなってしまった。
私は、アイドルとして入りたかったが、声が出ない以上は叶わない夢。
だが、作曲家としてなら……?
私は必死に学園長に頼み込んだ。筆記試験で95点以上取れたら。と言うのが条件だった。
私は必死に勉強した。度々声を出そうとも頑張った。
声は出ないままだったが、必死に勉強したかいあって合格することが出来た。
そしてペア決めで…
「声が出ないなんて…」
「やりにくいだけだよなぁ…」
と煙たがられている。そんな私に、
「☆☆☆さん。一緒にやりませんか?」
と声をかけてくれたのが四ノ宮君でした。