dream write song

□忍アンサンブル
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青い
空のその下
紡ぐ
小さな声

『全く
笑えない程に
最悪な
人生だった』


ふわり
暖かい声
君等は
其処にいたんだ

何も
無かったかの様に
私の
名前を呼ぶ


私等はまだ
子供だけれど
それでも
助け合えると

そんな
事なんか
必要無いと
思ってた


明るく笑った
五人の群青は
仲間だと
言ったんだ



君等の事
何としても
護りたくて
走った

幸せだと
幸せだと
本気で
思えた


悲しくても
苦しくても
泣きそうで
辛くても

君等と
会う前は
独りきり
だったから


君等との
道を行く



『どうして
君は嘘を吐くの?』
君が
問いかけてきた

少し
考えた後で
『さあ?』って
はぐらかしてた


素直になれないのは
群青が
眩し過ぎる
から



君等がいて
私がいて
それだけで
良いんだと

思っていた
かもしれない
馬鹿みたいな
考え


これから先
過ごせるなら
救われた
恩返しを

君等が笑えない
世界は
私が
許さない


護ってみせるから



Ah...



瞼開き
前を見据え
静かに
手を構え

青い空の
下で一人
僅かに笑う


この学園を
生徒達を
君等の
あの笑顔を

護る為
私――――――



護る為に
戦おうと
踏み込み
走り出す

昔の様に
自分の為
だけじゃ
ないんだ


救われた事
出逢った事
笑い合って
くれた事

その全ての事に
感謝を
伝える為


そんな過去の話

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