dream write song

□道化師
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大丈夫 大丈夫
おどけてみせる僕は
独りぼっちの
名も無きピエロ


綺麗な
惑星みたいな
ボールを投げ
弧を描いて

皆に
見せたりしちゃって
楽しませるのが
僕の役目


苦しそうに泣いてる
君を見つけた
そんな悲しい
顔はしないでよ

他の誰も知らない
君の涙に
僕は気付いた
拭ってあげなくちゃ



『大丈夫、大丈夫
辛くも怖くも
ないんだよ
君が笑って
くれるなら』

ダイジョウブ
ダイジョウブ
ぎこちなく笑う僕は
独りぼっちの
偽りピエロ



泣き止まない
君が言うんだ
「お前の嘘が
悲しいんだ」って

『嘘なんて
一つも吐いてないよ』
その言葉に
また俯いた



「他の奴に見せない
仮面の下の
お前が隠した
素顔を出せよ

辛い時は喚いて
怖い時は叫んで
お前は機械じゃ
ねぇんだから


大丈夫、大丈夫
上手く笑えなくて
いいんだ
もう二度と嘘を
吐けねぇように

大丈夫、大丈夫
堪えたりしなくて
いいんだ
俺等も一緒に
泣いてやるよ」



大丈夫 大丈夫
君が教えてくれた
僕は決して
独りじゃない

「大丈夫、大丈夫」
それはまるで
希望のようだ


ほら
嘘吐きピエロは
もう
消えていなくなった

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