イナズマ×妄想
□不動×好きじゃない
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
俺はひなのが好きじゃない。
いつも笑顔で
無駄に友人が多くて
そいつらと手作りの弁当見せあったり
おかずを交換したりして
女に優しくて
男にも優しくて
生徒会で忙しくて
それで帰りが遅くなって
それでも疲れた顔を見せなくて
悲しい時だって笑顔で
でも誰もいない所では泣いてて
しっかりしてて
世話焼きで
恥ずかしがって「好き」と言えないひなのが、俺は好きじゃない。
その笑顔、俺だけに見せろよ
友人と話とかしてないで、俺だけと話せよ
弁当は、俺の為だけに作れよ
他の男と仲良くなるなよ
生徒会で忙しくて帰りが遅くなるのは知ってるから、毎回謝るなよ
疲れてるのに、無理に笑うなよ
泣きたいときは無理に笑ってないで、俺の前で堂々と泣けよ
世話とか焼かなくていいから、甘えろよ
恥ずかしくても、「好き」って言えよ
俺だけのひなのになれよ
俺はひなのが好きだから
放課後、ひなのが手を振りながら走って来る。
「明王君、遅れてごめんね。」
「別にいいって。」
今日もペコペコ謝るひなのに俺はココアを差し出した。
「ひなのにやるよ。ココア、好きだろ」
「ありがとう」
ひなのは笑顔を俺に向ける。
それは心の底から安心したような感じで、俺だけに見せてくれるようで少し嬉しい。
「ひなのは幸せか？」
「うん。幸せだよ。」
「じゃあ、俺は？俺の事どう思う？」
「あ、あの、、」
恥ずかしがり顔を赤らめるひなの。
俺はそこが好きじゃないが、可愛いからやっぱし好きだったりする。
自分でもよくわからない。
「俺は好きだぜ、ひなののこと。」
「明王君...」
いつかひなのの全てを好きになりたい。
でもわがままな俺には難しいかもしれないな。
「ひなのは俺が好き？」
ーEndー
俺様にしてみました。
わーい。俺様wwわがままww
2011.01.04.Wednesday