短編小説
□果たせぬ約束
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1時間前に家を出た半田は、
河川敷に向かう途中に車に跳ねられてしまった
その車は高速道路じゃないにも関わらず、
時速100`で走っていて、
半田を直撃したそうだ。
その運転手は警察に捕まったが、
半田は打ち所が悪く、意識不明の状態だったらしい
僕は半田が運ばれた雷門総合病院へ行った。
集中治療室の前には両親と半田の担任、部活のメンバーが集まってた。
僕には何がなんだかさっぱりだった。
するとそこに、半田の手術をした先生が出てきて
信じられない事を口にした。
「彼はもう、助かりません」
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