長編小説

□第2話
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ライオコット島に着いた。
空港から外に出てエントランスエリアに出るとそこには、予選に勝ち進んだ国のシンボルが掲げられていた。

「スッゲー!やっぱりイギリスきたか!」
「アメリカ、アルゼンチン、ブラジル…サッカーで強い国はみんなあるな! 」

マルコとジャンルカが言うと、みんなFFI本線に参加する国の旗を見た。

アメリカはマーク。そして土門と一之瀬。
マークはアメリカ遠征のときに出会ったサッカー友達、土門と一之瀬は雷門に居たときの俺のチームメイト。
二人ともFFIではアメリカ代表として世界に出て、アメリカをサッカー大国にするらしい。

黙って日本から出たのは俺と同じみたいだが

アルゼンチンはテレス。アメリカ遠征で知り合ったマークの旧知の仲ってことで紹介されたディフェンダーだ。

他にもブラジルといえばマック•ロニージョ、イギリスといえばエドガー•バルチナスというストライカーがいる。

他はドイツ、スペイン、フランスといった国がいた。


「あれ?これって日本?」
「え?」

日本ときいて俺は日本の旗があるところに行った。
確かにそこにはイナズマジャパンの旗が掲げられていた。

「円堂…勝ったんだな、強豪たちに。」

アジアではオーストラリア、韓国といった強豪国が揃っている。
それを倒すなんてやっぱりイナズマジャパンはすごいや!


「何でイナズマジャパンが来れたんだ?韓国と思って楽しみにしてたのに」

ラファエレがとてもがっかりしたような感じで言うと、フィディオが日本をフォローするかのように言った。
「ラファエレ、日本はそれだけ強いってことだよ。誰が相手だろうと俺たちは負けない!」


フィディオの言うとおりだ。円堂たちは試合をするごとに強くなる
今回もアジア予選を通してかなりレベルアップしてる。
俺はそんな円堂たちと戦うのが楽しみなんだ


でも円堂たちにはまだ事実を話していない。
本気で試合できるかな…


「あれ?この国どこだ?コトアール?えっと…」

こんな国聞いたことないな、一体どこの予選から来たんだろう…。

「みんな!そんなことよりも俺たちのエリアに行こう!開会式まで練習するんだ!」
「あ、あぁ」

バスに乗ろうと足をあげたとき、クラッと目眩がした。
そしてその反動で後ろに倒れた

「ファリア!大丈夫?」
「うん、多分飛行機にやられたんだと思うから…」
「今日は休んでなよ、開会式は夜なんだからさ」
「じゃあ…そうするよ。ありがとう、フィディオ」




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