短編小説
□素直
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「こんにちはー。」
「おっ、マックス!」
「あれ、半田はいないの?」
「あぁ、半田は今日は早退したよ。」
あの半田が早退…?
円堂から事情を聞くと、どうやらインフルエンザにかかったらしい。
「それで担任と保健室の先生に強制送還させられたんだとか…」
「へぇ…」
半田がインフル…
「それより早く着替えろよマックス
練習始めるぞ!!」
「ごめん円堂、僕も早退する!」
「えっ、マックス!?」
僕は円堂の言葉を聞かずに走って校門を出て、半田の家まで突っ走った。
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