ふぇありーている。
□探索。
2ページ/3ページ
イカラ達は魔導四輪車でもうスピードで鉄の森を追いかけていた。
グ「エルザ!!とばしすぎだぞっ!!!SEプラグが膨張してんじゃねーか」
エ「あの笛が吹かれれば大勢の人が死ぬ・・・・・・
音色を聴いただけで人の命が消えてしまうんだぞ」
『エルザ、やっぱり私が代わるよ!!』
イカラは窓から顔を出し、エルザに言った。
エ「お前は相変わらず皆のためにって思ってまいな。」
『ゔ・・・』
どうやら図星らしい。
エルザは運転しながら言った。
エ「また昔みたいにあったらどうなる?
今度限界を超えて使いすぎたら、お前の精神が破壊されて誰にも止められなくなると言っただろう?お前の魔法は特殊なんだから」
ル「・・・?」
ルーシィはイカラたちの話に耳を傾ける。
『む・・・昔はまだ魔法が操れなくて・・・・・・コントロールが出来なかったからああなったんだもん!!』
エ「しかし、お前は限界をさらに超えて使う。もしかしたら仲間のために死んでやるとかなるだろ?」
『・・・・・分かったよ。』
エ「分かったなら、またスピードを上げるから座ってくれ。」
『はい・・・』
イカラは元の座っていた場所に戻る。
ル「ねぇグレイ・・・」
グ「あ?」
ルーシィがイカラに気づかれないように話しかけた。
ル「イカラの過去って何があったの・・・?」
グ「俺もしらねぇ。
前、本人に教えてくれって言ったら泣きそうになってたからやめた。」
ル「そんなに・・・」
グ「だけど、じっちゃんとエルザが知ってるってよ。」
ル「やっぱり・・・」
一方、魔導四輪車の中にいるナツは乗り物酔いでつらそうである。
『だ、大丈夫・・・?』
ナ「ああ・・・ウップ・・・・・・」
ル「ナツ!!落ちるわよ。」
ナ「う゛お゛お゛・・・・落として・・・くれ・・・・」
しばらくすると、オシバナ駅が見えてきたが、煙が上がっている。
どうやら、鉄の森がテロを起こしたようだ。
グ「あいつら・・・何をするつもりだ?」
エ「分からん、だが行くぞ!!」
ル「でも封鎖って」
グ「いちいち聞いてられっかよ!!!」
ナ「うぷ」
グ「人酔いしてんじゃねえ!!!」
『人でも酔うんだ・・・』
エ「駅内の様子は?」
「な…何だね君!!!」
エルザは駅の様子を駅員に聞いているが即答できる人がいなく、頭突きで倒れていく。
駅員によると、軍の小隊が突入したがまだ戻っていない上、鉄の森の連中も出てきていないらしい。
中に入ると軍の人たちが倒れていた。
『・・・!?』
エ「これは・・・」
.