ふぇありーている。

□探索。
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イカラ達は魔導四輪車でもうスピードで鉄の森を追いかけていた。




グ「エルザ!!とばしすぎだぞっ!!!SEプラグが膨張してんじゃねーか」




エ「あの笛が吹かれれば大勢の人が死ぬ・・・・・・

音色を聴いただけで人の命が消えてしまうんだぞ」






『エルザ、やっぱり私が代わるよ!!』




イカラは窓から顔を出し、エルザに言った。




エ「お前は相変わらず皆のためにって思ってまいな。」




『ゔ・・・』



どうやら図星らしい。




エルザは運転しながら言った。




エ「また昔みたいにあったらどうなる?
今度限界を超えて使いすぎたら、お前の精神が破壊されて誰にも止められなくなると言っただろう?お前の魔法は特殊なんだから」




ル「・・・?」




ルーシィはイカラたちの話に耳を傾ける。




『む・・・昔はまだ魔法が操れなくて・・・・・・コントロールが出来なかったからああなったんだもん!!』



エ「しかし、お前は限界をさらに超えて使う。もしかしたら仲間のために死んでやるとかなるだろ?」



『・・・・・分かったよ。』


エ「分かったなら、またスピードを上げるから座ってくれ。」




『はい・・・』




イカラは元の座っていた場所に戻る。




ル「ねぇグレイ・・・」



グ「あ?」



ルーシィがイカラに気づかれないように話しかけた。




ル「イカラの過去って何があったの・・・?」



グ「俺もしらねぇ。
前、本人に教えてくれって言ったら泣きそうになってたからやめた。」



ル「そんなに・・・」



グ「だけど、じっちゃんとエルザが知ってるってよ。」




ル「やっぱり・・・」




一方、魔導四輪車の中にいるナツは乗り物酔いでつらそうである。



『だ、大丈夫・・・?』




ナ「ああ・・・ウップ・・・・・・」




ル「ナツ!!落ちるわよ。」

ナ「う゛お゛お゛・・・・落として・・・くれ・・・・」




しばらくすると、オシバナ駅が見えてきたが、煙が上がっている。




どうやら、鉄の森がテロを起こしたようだ。





グ「あいつら・・・何をするつもりだ?」



エ「分からん、だが行くぞ!!」



ル「でも封鎖って」




グ「いちいち聞いてられっかよ!!!」




ナ「うぷ」




グ「人酔いしてんじゃねえ!!!」




『人でも酔うんだ・・・』



エ「駅内の様子は?」


「な…何だね君!!!」




エルザは駅の様子を駅員に聞いているが即答できる人がいなく、頭突きで倒れていく。




駅員によると、軍の小隊が突入したがまだ戻っていない上、鉄の森の連中も出てきていないらしい。




中に入ると軍の人たちが倒れていた。




『・・・!?』




エ「これは・・・」



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