ふぇありーている。

□探索。
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オニバスで、エルザが騒いでいた。





・・・というのも、ナツを列車に置いて来てしまったからである。





エ「何という事だっ!!!
話に夢中になるあまりナツを列車に置いてきたっ!!!」




『マズいね・・・ナツ、電車のなかああだったから今頃・・・;;』


イカラは「おお・・・」と呟く



エ「私の過失だっ!!!とりあえず私を殴ってくれないかっ!!!」


ル「まあまあまあ;」


エ「そういう訳だっ!!!列車を止める!!」



「えええ!!?」




事情を知らない駅員はそうとう困惑している。





『エルザ・・・きちんと説明しないと分からないと思うよ』



ル「妖精の尻尾の人ってイカラ以外みんなこ―ゆ―感じなんだぁ・・・・・・」




グ「オイ!!オレはまともだぞ。」





しかし・・・



ル「露出魔のどこが!?」


『確かに。』






エ「仲間のためだ、分かってほしい。」





「無茶言わんでくださいよっ!!!降りそこなった客一人の為に列車を止めるなんて!!!」





なかなか列車を止めてくれそうにない駅員の後ろに列車の緊急停止信号を見つけ、ハッピーに頼んで信号を押した。




ハ「やり〜っ」




『ないすハッピーっ!!』





2人は、いえーい!!と言いながらハイタッチする。




エ「ナツを追うぞ!!!

すまない、荷物を「ホテルチリ」まで頼む」





「誰アンタ・・・・」





エルザは他の見知らぬ人に荷物を頼んだ。



ル「もう…めちゃくちゃ…」



グ「だな…」



『グレイ、服…』



グ「しまった!」




『はぁ……』




イカラ達は魔導四輪車で列車を追いかけていた。




『列車らしきもの全く見えない!!』




グ「おっ、あれだ!!」





やっと列車を見つけたが、ナツが列車から飛んできた。





『ナツ!!?』



グ「なんで列車から飛んでくるんだよォ!!!」



ナ「うぉあっ」



ル「ど―なってんのよ!!!」




エ「グレイ、危ない!!」









列車から飛んできたナツは魔導四輪車の上に乗っているグレイとぶつかり、2人は魔導四輪車の後ろに落ちた。









エ「ナツ!!!無事だったか!!?」



『大丈夫?』




グ「痛――――っ!!!何しやがるっ!!!ナツてめえっ!!!」




ナ「今のショックで記憶喪失になっちまった!!誰だ、オメェくせぇ!!」



グ「何ィ!!?」



ハ「ナツ―ごめんね―」




ナ「ハッピー!!エルザ!!ルーシィ!!イカラ!!ひでぇぞ!!!オレを置いていくなよっ!!!」




エ「すまない」


ル「ごめん」


『ごめんね』



グ「おい・・・随分都合のいい記憶喪失だな・・・」


エ「無事で何よりだ、よかった。」



ナ「無事なモンかっ!!!列車で変な奴にからまれたんだ!!!

何つったかな?アイ・・・ゼン・・・・・・バルド?」



『それって・・・!!』


エ「バカモノぉっ!!!」





エルザの右ストレートがナツに当たり、ナツはぶっ飛んだ。



ル「・・・・・・」


『相変わらずすごいな・・・』


ル「いつもするの!?」




エ「鉄の森は私たちの追っている者だ!!!」





ナ「そんな話初めて聞いたぞ…」




エ「なぜ、私の話んちゃんと聞いていないっ!!!」




『だってエルザが気絶させたからね・・・』



エ「さっきの列車に乗っているのだな、今すぐに追うぞ!!!
どんな特徴していた?」





ナ「あんまり特徴なかったなぁ…なんかドクロっぽい笛持ってた。三つ目があるドクロだ。」




『・・・・・・』




すると、その笛の事を聞いたルーシィが怯えたように話だした。






ル「ううん・・・まさかね・・・・・・あんなの作り話よ・・・でも・・・・もしもその笛が呪歌だとしたら・・・ララバイ・・・眠り・・・死・・・!!!


その笛がララバイだ!!!!呪歌・・・“死”の魔法!!!」




エ「何!?」



ハ「呪歌?」


・・・ルーシィの話によると、禁止されている魔法の一つに呪殺といって、対象者を呪い、“死”を与える黒魔法・・・・・・


しかし、ララバイはもっと恐ろしい。





その笛の聴いた者全てを呪殺する…“集団呪殺魔法”ララバイ。




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