ふぇありーている。

□出発。
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マグノリア駅








ナ「なんでエルザみてーなバケモノがオレ達の力を借りてえんだよ!!!」


グ「知らねえよ。つーか“助け”ならオレとイカラで十分なんだよ!!!」



ナ「じゃあオマエ一人で行けよ!!オレは行きたくねぇ!!!」



グ「じゃあ来んなよ!!!後でエルザに殺されちまえ!!!」






駅の前でナツとグレイはいつもの通りに喧嘩していた。




お客の目がじろじろこちらを見ている。






『相変わらずだね。』




イカラはふふふっと顔が緩む。








ル「迷惑だからやめなさいっ!!!!
もぉ、アンタ達何でそんなに仲悪いのよぉ・・・」







グ・ナ「「何しに来たんだよ」」


ル「頼まれたのよっ!!ミラさんに!!!
ミラさんの頼みだから仕方なく付いてってあげるのよ。」




「イカラだけじゃ支えられないと思って・・・」とぶつぶつ言うルーシィ。




ハ「本当は一緒に行きたいんでしょ」


ル「そんな訳ないでしょ!!」


ルーシィが仲裁に入ったが、相変わらず止まりそうにない。
それどころかどんどん酷くなっていく。




グ「てめェ何でいつも布団なんか持ち歩いてんだよ。」


ナ「寝る為に決まってるんだろアホか、おまえ」


『もう・・・』



ル「いい加減にしなさいよ・・・」


二人のケンかが止まりそうにないので、ルーシィがイカラに助けを求めた。




ル「イカラもどうにかして〜」




『ん〜・・・あるけどあんまり使いたくないんだよな〜・・・』





ル「なんで?」





イカラの言葉に首を傾げる。





『まぁ、見てて。





  二人とも。』



グ・ナ「「あ?」」










『あんまりケンカしないでよ・・・・っ』









説明しよう。

イカラはいざと言う時(ケンカしている時など)にはいつも泣き真似+上目使いがでいるのだ。あい。 



     byハッピー






ル「かわいっ・・・////(これは使えそうねww)
んで・・・反応は・・・??」


ルーシィは2人の方を見ると




グ「っ・・・・・・!!!!」//////



ナ「イカラがいうならしょうがねーな」





ル「Σ効きすぎじゃお前っ!!!!」



あまりの効果に、1人が頬を林檎のように真っ赤にさせる。



グ「お、おおおおおおおう・・・わ、悪かったよイカラ・・・・」/////


かぁぁ〜・・・とさらに頬を赤くするグレイ。









ル「色んな意味で恐ろしいわね・・・」;;




『うん・・・だからあんまり使いたくないんだ・・・』



「え?」



『ほら』


ルーシィはイカラが指した方向を見ると・・・・・・




グ「お前のせいでイカラが泣いたじゃねぇかよ!!!!」/////



ナ「しらねぇよ!!!んだよテメェ人のせいにすんじゃねぇ!!!」





ル「Σまたケンカしてる!!?」




『うん・・・



あ!!いい方法があるよ!!!』




ル「なになに?」


イカラはルーシィに耳打ちをした。





ル「あ、それいー考え!!」




『でしょ?

 じゃ、やろっ??』








2人はこそこそすると・・・





ル「あ、エルザさん!!」



『あ、エルザー!!こっちこっち!!』








グ「今日も仲良くいってみよ―」
ナ「あいさー」





すると、グレイとナツは先程とは違い仲良く(そう見えるだけ)肩を組んでいた。




ル「あはははっ!!これ面白いかも!!」




『でしょ?あはは』




グ・ナ「「騙したな、イカラ!!!」」





『そういって、本当は仲がいいんだからー・・・』





グ・ナ「「良くない!!」」




ル「『ハモるな!!!』」



『ね?ww』



ル「本当だ…」



グ「冗談じゃねぇ!!何でこんな面子っ出かけなきゃならねえ!!…なんか胃が痛くなってきた」




ハ「グレイ、魚いる?」




グ「いらねぇよ!!!」
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