ふぇありーている。

□出発。
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エ「―――と、言う事だ。」






話から寄ると、エルザは先の帰りに寄った酒場で少々気になる連中がいたらしい・・・



グ「ララバイ?」



『子守唄…?』



ル「眠りの魔法か何かかしら」




あたしたちはうーん…と考える。






エ「分からない・・・しかし封印されているという話を聞くとかなり強力な魔法だと思われる。」




グ「話が見えてこねえな・・・得体の知れねぇ魔法の封印を解こうとしている奴等がいる・・・

だが、それだけだ。仕事かもしれねえし何て事ァねぇ。」





エ「そうだ・・・私も初めはそう気にかけてなかった・・・


エリゴールという名を思い出すまではな。魔導士ギルド鉄の森(アルゼンヴァルト)のエース死神エリゴール。」



ル「し…死神!!?」


あたしは背中に汗が伝う。


『死神・・・』





エ「暗殺系の依頼ばかりを遂行し続け、ついた字だ。本来、暗殺依頼は評議会の意向で禁止されているのだが、鉄の森(アルゼンヴァルト)は金を選んだ。



その結果・・・6年前に魔導士ギルド連盟を追放され、解散となったが、現在は闇ギルドとなり活動し続けている。(闇ギルドとは法律無視の無法集団の事)」




ル「闇ギルドぉ!!?」


ハ「ルーシィ汁一杯出てるよ!」


ル「汗よ!!・・・・・・帰ろっかな・・・・・・」



ハ「出た」



エ「不覚だった・・・あの時エリゴールの名に気付いていれば・・・全員血祭りにしてやったものを・・・・・・・・・」



エルザは段々黒くなっていくのが分かる



ル「ひいいっ;;」



『まぁ、そうだよね・・・』




グ「だな・・・
その場にいた連中だけならエルザ一人でなんとかなったかもしれねえが、ギルド一つまるまる相手となると・・・」




エ「奴等はララバイなる魔法を入手し何かを企んでいる。私はこの事実を看過する事は出来ないとなんだんした…
鉄の森(アルゼンヴァルト)に乗り込むぞ」




グ「面白そうだな。」



『うん、久々にワクワクするよ!』




ル「ワクワクだなんて・・・







あれ・・・・」



降りた町でアルゼンヴァルトの事を調べようとしたその時、ルーシィが叫んだ。




ル「ナツがいない――!!!」




グ「はぁっ!!?」




『まじでか・・・』









出発。



(エルザ気づかなかったの!?)

エ(ああ・・・)

ル(とっ・・・とりあえず探そう!!;;)


〔出発。〕 えんど。
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