小説

□それでも俺は
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「メーイーコー!!!!!」

ある昼
MEIKOがジュースを飲んでくつろいでいたMEIKOはレンの声にびっくりする

そもそもレンは「メイコ」なんて呼び捨てしない。
普段は「メイ姉」と呼ぶのに
よっぽどのことがあったのだろうか

「ど、どうしたのよレン・・・」
「どうしたじゃないだろ!!これ、メイコだろ!!」

レンの全身を見れば分かる
レンは女装していたのだ
そしてその服はメイド服

「あ、あぁ・・・そ、それね・・・」

エヘヘっと笑うMEIKOに、「エヘヘじゃねー!」とどなるレン

「い、いやね、レンだったら可愛いかなって思って、いんじゃない?それに着てるって事は結構気に入ってんでしょ?」
「服がなかったんだよ!全裸でくるより何か来たほうがマシだ!!」
「マジか!!」
「マジだ!!」

さすがのMEIKOも戸惑う
ごめんね、と謝りながら苦笑いする

「・・・ッ、で、服はどこだよ」
「は・・・??」

少し黙り込んだレンは、ちょっと不機嫌そうに質問する
が、MEIKOはキョトンとした顔になる

「いやいやいや、服あるだろ。出せよ!」
「あれ・・・??今私謝ったよね・・・??」
「え、まぁ謝ったけど・・・」

「だ・か・ら、それでいいんじゃないの??」
「は・・・??」

今度はレンがきょとんとした顔になる

「いやいやいや、何でだよ。何でそうなるんだよ」
「え、だって今レンの服がないから・・・」
「え!?何で!?」

レンはかなりあせったようにMEIKOにおしかける

「あー・・・やっぱソコも教えちゃうかぁ・・・」
「いや教えてよ!!分からないだろそれじゃぁ!!」


「いやね、レンの服ね・・・今ちょっとバカイトがアイス落として、そのアイスがちょうどレンの服に汚しちゃったわけよ・・・
だからアレもう駄目そうだから、購入したわけ・・・
届くの明日だそうから・・・その・・・」
「ま、まさか・・・」
「そ、そう・・・そのまさか。」

(あんのバカイトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

「いやだから私のせいじゃないのよ!?99%はアイツが悪いって感じで・・・」
「だからってこんな服用意するメイコもメイコだろ!!どんな趣味してんだ!!」
「だからアンタだったら似合いそうだって言ったじゃない!!」
「何で逆切れするんだよ!!似合うわけないだろ!!!!今こんな格好してるけどそれでも俺は男だぜ!?」
「そんな事ないわ。こっちへいらっしゃい」

切れたり切れなかったりするMEIKOに疲れたレンは、そのまま素直に黙ってMEIKOに近づいた
そして


グイッ!!

「・・・!?」

体がMEIKOよりも幼いレンはそのままMEIKOにすっぽり収まる

「メ、メイコ・・・??」
「大丈夫。ミクと同じツインテールにすればレンもあっという間に女の子よ。私、結構こーゆーの得意なの」

黒笑いをするとMEIKOは大きな可愛いリボンを二つ用意する。
ビクリと体を振るわせたレンは逃げようとした

「え・・・ちょっとやめ・・・」
「やーめない!もう決まっちゃったんだもん♪」
「決まってねーよ!!いやまじでやめてください!メイコ様!!ぎゃああああああああああああああ!!」


その悲鳴は、誰にも届かなかった




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メイレン書きましたー!!
う〜ん・・・微妙・・・てか駄目だね^^;
次はもっといいのができるようにがんばります!!

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