真選組の華 〜真選組女隊士物語〜 第2巻
□第49話 顔が広いといつか何かの役に立つだろうけどLINEの友達多いと検索とかめんどくね?
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事件を解決するには足だと、どのベテラン刑事も言っている。
やはり経験から来る言葉にはそれなりの信頼性があるのではないだろうか。
そういうわけで万事屋は、地道な捜索活動を行っていた。
「雛乃ちゃんのお兄さん?」
随分と薮から棒に、とお妙は驚きつつも考え込む。
「そうアル!雛乃がいつも持ってる剣持ってて、茶髪の青い目らしいネ。年は18」
「うーん、そうねぇ・・・あんまりそういう子は見なかったと思うわ・・・」
「そうアルか・・・。わかったネ!わたし、また他行くアル!ありがと姉御ぉ!」
「ううん、力になれなくてごめんなさいね!みつかるといいわね!!」
「うんっ。よーし行くヨ定春!」
「ワン!!!」