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□Opposition
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「今日寝てから、あたしの部屋来て？」
「……は？」
リンとレンが14になってから、1週間が経った。
今、2人はレンの部屋にいる。
「てかオレの部屋入んなって。母さんに見つかったらどうすんだよ」
「大丈夫大丈夫。レン頭いいから宿題教えてもらってるって言うもん」
リンはあっさりとレンをかわした。
レンは呆れてため息を吐く。
「ったく……。それより、さっきのどういう意味？」
今一番気になっていることはそこだ。
何を考えて、どういう意味で言っているのか、レンには全くわからなかった。
「そのままの意味だよ。夜、あたしの部屋来て。久しぶりに、一緒に寝よ？」
レンは姉のこの言葉をどう捉えるべきかわからなかった。
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