体験入学 Girl
□U-17?何それ美味しいの？
1ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
諸君達！おはよう！元気１００倍の星宮カナだよ！
さてと、朝になりました。
時刻は７時。
...
授業まであと２５分ですね〜
...
...
...
あれ、なんだろう...
学校行く時間なんてたっぷりあるはずなのに、何か大切な事を忘れている様な...
...
...
う〜ん...
...
...
ハッ！
思い出した！
今日ーー
『ヤバい朝練来いって言われてたんだったぁぁぁぁ！！！！ヤバヤバヤバ！殺されるYO！！！』
はい、朝練の事すっかり忘れていました。
カナちゃんの命、大ピンチ！
１５分後
「遅かったね〜、もう朝練終わっちゃったよ（黒笑）」
幸村のご機嫌が...
『誠に申し訳ありませんでした。どうか、お許しを...』
「う〜ん、どうしようかな〜...」
これで許さないって言われたらどうしYO。
『（ドキドキドキ）』
「ヤダね」
『（ガーーーーーンッ！）』
直行NOされたぞ。
げ、一体あたしの命は...！
「という訳で、ボール拾い頼むよ。ちなみに、合計数は１５００個だから、ちゃんと数えながら拾ってね。一つでも拾わなかったら...どうなるかはご想像に任せるよ♪」
『え！ちょっと！１５００個って！もう授業まで１０分しかないのに！』
「ん？（黒笑）」
『ワーイ、ボールヒロイダーイスキ』
なんで！？あたし、マネじゃないよ！練習相手だよ！なんでこんな雑用で遅刻しなきゃいけないの？！？！？
「おい、幸村君、これじゃ星宮が可哀想じゃん。今回は勘弁してやれよぃ」
『ま、丸井ブン太様ぁぁぁぁ！！！！』
優しい！やっぱこの人優しいぞ！
この人が居なかったら、あたしの立海での生活がどんな事になっていたのか...
もうマジで嫁に来てくれぃ！！
「はぁ。しょうがないなぁ、じゃあ今回だけは見逃してあげるよ。けど、二度目は無いからね（黒笑）」
『は、はいぃぃぃぃぃぃ！』
そしてあたしは教室へ猛ダッシュした。
．