体験入学 Girl

□立海へ(?)
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*立海サイド


「えー、明日から体験入学生が私たちのクラスに転校してくる。アメリカから来たらしいから、知らない事があったりしたら教えてやってくれ。て事で、HR終了だ」


ザワザワ


「転校生?」


「珍しいな」


「女?男?」


「どっちでもいいでしょ!」


「体験入学ってまだする奴いたのかよ?」


「金髪かな?」


「英語ペラペラなんだろうな」


「日本語話せるかな?」


「バカ、話せる訳ねーだろ」


「え〜、でも体験入学試験受かったんだよ?」


「まあ...」


ざわざわと3年C組が騒ぐ。


「?転校生一人でそんなに騒ぐ事は無いだろぃ」


一人の赤髪が言い出す。


「まあまあ、ブンちゃんも本当は興味があるんじゃろ」


ニヤニヤ笑う銀髪。


「バ、バカヤロー。んな訳無いだろぃ。もし興味があるとしたら、うまいもん作れるかだし」


そう言い訳する赤髪。


「ふ、それはどうか?ま、今回は見逃してやるぜよ」


「あぁ、もうなんで仁王と同じクラスになっちまったんだ?!」


今日も騒がしい3Cです。


その頃のカナは...



*立海サイドEnd





*カナサイド


...なんか、今誰かに噂されたような...


う〜ん、気のせい?


...


うん、そう言う事にしよう♪


だってせっかく


神奈川に着いたんだから〜!!!!


やったー!


着いたぜベイベー!


わっしょいわっしょい!(な、なんだこれは?!)


お祝いはともかく、これで確かマンションに行かなきゃ行けなかったんだよね。


今度は助けを求めなくても出来る!


それも


駅にくっついているからだぁぁぁぁぁぁ!!!


なんていい事を思いついてくれたんだ日本!


これは、あたしのために作られたみたいな仕組み、すばらしすぎて涙が出る!


しかもいい値段だったらしく、お母さん達も嬉しかったんだよね〜。


やはりあたしは日本に歓迎されたんだ!(いや、違うと思うけど、ま、いっか♪)


さて、荷物を置いてって、立海を探検してこよう♪



........



よし、部屋も取れた事だし、早速立海へレッツゴー!


確かバスで行けるんだよね


ここから一番近いバス停は...


...


どこ?


う〜ん、駅の入り口の近くかな?


とりあえず行ってみる


トコトコ


トコトコ


トコトコ


あ、あった!よかった〜


え〜っと、立海へのバスは...


後15分でくるんだね


15分も何しよう...
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