SHORT DREAMS

□複雑です...
1ページ/1ページ




「ヒャーハッハッハッハー!テメーも赤く染めてやるぜ!」



『あー、ヤダなー、赤也静め...』



こんにちは。立海男子テニス部マネの星宮加奈です。今日は天気がいいので青学と練習試合でも、という思考で来てもらったんですが...結局あたしに「赤也静め」と言う名の死刑を下されました...



この原因とは時を5分さかのぼり...



...



...



...



...



...



「ヒャーハッハッハッハー!」



『相変わらずバカ也、本名切原赤也は暴れていますね〜』



うん。コイツ他人迷惑ってヤツいまいち分かってないぞ。



毎回毎回魔王様に怒られてんのに、またこんな事するなんて。



学習力低い。



これだから英語が下手なんだよ。



何が俺は日本人だ。



何がアメリカに行かないからいいだ。



ふざけんな。それはお前が馬鹿だからだ。立派なバカ也だ。



「フフフ、加奈ってやっぱり可笑しいな。けど魔王様って一体誰の事だい?」



『そりゃー、幸村に決まっtーー$%^%&*)^*)&^&%#%$@(++(*)&%^$ い、いつからそこに?!?!』



ま、魔王様本人がぁぁぁぁ!!!



「結構前からだよ。さてと、さっきの無礼のお詫びとして、赤也を静めてくれないか?」



『え』



え、ちょっと、ヤダな〜、またこの役...



は、恥ずかしいんだよ///



あんな「ヒャーハッハッハッハー」笑ってる人と一緒に居る事自体ハズイのに...



『全力で遠慮したいと思います』



断る断る!



「へぇ、じゃあつまり加奈は俺に犯された方がいいんだn『わ〜い!張り切って役目を果たしますぞ〜!』うん、そう言ってくれるって信じていたよ」



...コイツ確か神の子だったよね?



今の発言のどこが神の子だったか、誰か教えてよ、ねぇ?



『...まったく、どうしてあんな性格でモテるか...結局顔だけじゃん、アイツの良いとこ...』



今の聞こえたヨーーー(黒笑)



スミマセンーーーーー(泣)



げ、地獄耳だ...



と、とにかくとにかく、赤也静めをレッツゴー!



...



と、今になりました。



さてと、恥ずかしいですが、命は惜しいので、星宮加奈、がんっばります!



「ヒャーハッハッハッハー!このクソやろうが!」



バーーーーーーーン



げ、ナックルサーブ全力...



相手さんは越前君か...



別に大丈夫なんじゃないの?



幸村に勝ったヤツなんだから...



...



い、今寒気が...



あ〜も〜、さっさと終わらせちゃお!



『赤也!』



「あ”ぁぁあ?!」



...感じ悪っ!



ま、いつもの事か(何気に酷い)



『赤也、正気に戻ろうよ。恥ずかしいよ、こんなの』



最初は警告。



「うるせーんだよ、くそ女が」



...ムカムカするけど、頑張ってスルー!



『じゃあ...そんな事してたらきれいな髪が台無しだよ?』



「(ピク)」



お、これで大丈夫か!



良かった良かっtーー



「おい、毎回毎回その手で落ちるとでも思ってんのかぁ?あ”ぁあぁぁ?」



...げ、今回はこれでも駄目か...



じゃあ、



最終手段!



『赤也!』



「なんだyーーっ!!」



チュ



ギャアアアアアアアアアア!!!!



恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!///



思いっきり駆けよってキス作戦(by:幸村)!



こんなんで収まるの????



「//////」



『あ、戻った...顔赤いけど...///』



「せ、先輩だって...///』



「...あのー、試合、どうするっすか?」



「『あ』」



そう言えばこれって完全に二人の世界に入ってしまったぁぁぁぁ!!!恥ずかしいぃいぃぃぃぃぃぃ!!!///



「良かったじゃないか赤也。両思いだね」



「は、はい部長!感謝してます!///」



ん?何このまるで交渉した後の感じは...



まさか...



『あんた達これ計画してたの?!?!』



「あ、うん。そうだよ。俺、神の子だから恋のキューピッド役、って事で。後でこの借り、たっぷり返してもらうから、期待しててね?」



『...なんか嬉しい様な、怖い様な...』



複雑な気分で終わった一日でした♡




 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ