SHORT DREAMS
□複雑です...
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「ヒャーハッハッハッハー!テメーも赤く染めてやるぜ!」
『あー、ヤダなー、赤也静め...』
こんにちは。立海男子テニス部マネの星宮加奈です。今日は天気がいいので青学と練習試合でも、という思考で来てもらったんですが...結局あたしに「赤也静め」と言う名の死刑を下されました...
この原因とは時を5分さかのぼり...
...
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「ヒャーハッハッハッハー!」
『相変わらずバカ也、本名切原赤也は暴れていますね〜』
うん。コイツ他人迷惑ってヤツいまいち分かってないぞ。
毎回毎回魔王様に怒られてんのに、またこんな事するなんて。
学習力低い。
これだから英語が下手なんだよ。
何が俺は日本人だ。
何がアメリカに行かないからいいだ。
ふざけんな。それはお前が馬鹿だからだ。立派なバカ也だ。
「フフフ、加奈ってやっぱり可笑しいな。けど魔王様って一体誰の事だい?」
『そりゃー、幸村に決まっtーー$%^%&*)^*)&^&%#%$@(++(*)&%^$ い、いつからそこに?!?!』
ま、魔王様本人がぁぁぁぁ!!!
「結構前からだよ。さてと、さっきの無礼のお詫びとして、赤也を静めてくれないか?」
『え』
え、ちょっと、ヤダな〜、またこの役...
は、恥ずかしいんだよ///
あんな「ヒャーハッハッハッハー」笑ってる人と一緒に居る事自体ハズイのに...
『全力で遠慮したいと思います』
断る断る!
「へぇ、じゃあつまり加奈は俺に犯された方がいいんだn『わ〜い!張り切って役目を果たしますぞ〜!』うん、そう言ってくれるって信じていたよ」
...コイツ確か神の子だったよね?
今の発言のどこが神の子だったか、誰か教えてよ、ねぇ?
『...まったく、どうしてあんな性格でモテるか...結局顔だけじゃん、アイツの良いとこ...』
「今の聞こえたヨーーー(黒笑)」
『スミマセンーーーーー(泣)』
げ、地獄耳だ...
と、とにかくとにかく、赤也静めをレッツゴー!
...
と、今になりました。
さてと、恥ずかしいですが、命は惜しいので、星宮加奈、がんっばります!
「ヒャーハッハッハッハー!このクソやろうが!」
バーーーーーーーン
げ、ナックルサーブ全力...
相手さんは越前君か...
別に大丈夫なんじゃないの?
幸村に勝ったヤツなんだから...
...
い、今寒気が...
あ〜も〜、さっさと終わらせちゃお!
『赤也!』
「あ”ぁぁあ?!」
...感じ悪っ!
ま、いつもの事か(何気に酷い)
『赤也、正気に戻ろうよ。恥ずかしいよ、こんなの』
最初は警告。
「うるせーんだよ、くそ女が」
...ムカムカするけど、頑張ってスルー!
『じゃあ...そんな事してたらきれいな髪が台無しだよ?』
「(ピク)」
お、これで大丈夫か!
良かった良かっtーー
「おい、毎回毎回その手で落ちるとでも思ってんのかぁ?あ”ぁあぁぁ?」
...げ、今回はこれでも駄目か...
じゃあ、
最終手段!
『赤也!』
「なんだyーーっ!!」
チュ
ギャアアアアアアアアアア!!!!
恥ずかしい!恥ずかしい!恥ずかしい!///
思いっきり駆けよってキス作戦(by:幸村)!
こんなんで収まるの????
「//////」
『あ、戻った...顔赤いけど...///』
「せ、先輩だって...///』
「...あのー、試合、どうするっすか?」
「『あ』」
そう言えばこれって完全に二人の世界に入ってしまったぁぁぁぁ!!!恥ずかしいぃいぃぃぃぃぃぃ!!!///
「良かったじゃないか赤也。両思いだね」
「は、はい部長!感謝してます!///」
ん?何このまるで交渉した後の感じは...
まさか...
『あんた達これ計画してたの?!?!』
「あ、うん。そうだよ。俺、神の子だから恋のキューピッド役、って事で。後でこの借り、たっぷり返してもらうから、期待しててね?」
『...なんか嬉しい様な、怖い様な...』
複雑な気分で終わった一日でした♡
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