十六夜恋奇憚
□3、ようこそバンエルティア号へ!
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どうもコンニチハ♪
え?なんでこんなに元気かって?
そりゃ〜目の前に、マイソロのヒロイン的存在のカノンノちゃんがいるからに決まってるじゃないですか〜♪
もう私の心はウハウハでふよ♪←(あ、嚙んだ
カノンノ曰く、やはりココはアメールの洞窟という事。
取り敢えずお互い簡単に自己紹介して、入口まで向かった。
「でも、こんな所に一般の人がいるなんてビックリしちゃった!」
怪我とかして無い?と心配そうに見つめるカノンノちゃん。
『煤[ッ〜〜!///』
怪我よりも君の笑顔に動悸で倒れそうですッ!
『だ、大丈夫ッ!こう見えて結構丈夫なほうだからw』
「そう、良かった♪」
『煤[ッ!///』
ヤバいです!
この娘の笑顔は破壊的です!
『はぁ、はぁ・・・そ、そう言えば、なんでカノンノは洞窟に?』
「私?私は依頼で・・・」
《カノンノー!》
「あ、シオン!」
ん?テイルズの・・・ましてマイソロのキャラにそんな名前の子いたっけ?
思い当たる節とあったら・・・ディセンダーくらいしか・・・。
《良かった、合流出来て・・・》
黄緑色の瞳に栗色のロングストレートを1つに束ね、学士服に身を包んだ少女。
「あ、紹介するね!彼女はシオン!この前急に空から降ってきて、記憶喪失になっちゃったみたいで私達のギルドで一緒に働いてるの!」
《初めまして、シオンです。宜しくお願いします》
『・・・あ、はい。如月渚です、よろしく』
はい!決定!
ディセンダーだよ。
間違いなくこの娘ディセンダーだよ!
ってか、今何処の時間軸だ?!
この前急に空から降ってきたって言ったから、それ程進んでないと思うけど・・・。
取り敢えず、私の取る行動はただ一つ・・・、
『あ、あのさカノンノ?お願いがあるんだけど・・・』
「?・・・どうしたの?」
『私・・・行く当てないんだ』
そう、この世界に私の行く当て等ない。
カノンノ達に巡り会えたのも何かの奇跡だ!
だから、頼み込んで仲間に入れてもらおうと言う寸法だ!
「それは大変!大丈夫!行くとこないなら私達のギルドにおいでよ!」