Long Book


□第二夜
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昨日晋助達と訳も分からずよろしくされた時雨はあれからずっと晋助達に追いかけ回されていた。



はっきり言ってかなり疲れる。
朝は何時も通り日の出と共に起きた。これは余り人を信用していなかったから勝手に身に付いた習慣だ。
時雨は大体何時も木の上等で寝ていたため起きたら直ぐ辺りを最近の情報収集と寝起きの運動がてら無意識に散歩する癖があるため今日もフラッと誰にも言わずに出てしまった
暫くして帰ってみると部屋の前で中を覗こうとしている銀時達を見つけて何も見てない事にしてスルーしようとすれば泣き付かれた。



その後半泣きしながら足に巻き付いてきた銀時をそのままに食堂に行くと小太郎と晋助はもう既に座っていた



時雨が入って来ると2人は呆れ顔だ



時雨はげんなりした顔で銀時を指差しながら
『…………コレ、取ってー…………』
と既に朝から疲れ気味である



暫くして小太郎が銀時を無理矢理引き剥がし説教を始めて喧嘩になったが時雨と晋助は我解せずといった様に2人を無視して朝御飯を食べていた。

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「今日は剣術の練習でもしましょうか。」
 

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