短編
□髪隠し
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「わわっ!! ルウナ!?」
急に抱き着かれたカノンノが若干焦っていたとき、ルカが通りかかった
「二人共、こんな所で何してるの??」
「あ、ルカ」
「…あれっルウナ、前髪切った?」
「あっ!? 隠すの忘れてた…!」 ←
てゆうか前髪の存在を忘れてました
さっきまであんだけ騒いでたのに…
あたしって馬鹿?
自己嫌悪に陥っているとルカが言った
「ルウナって前髪が短い方が似合うね」
………………………はい?
「短い方が?」
「うん」
「似合う?」
「似合う!」
「本気と書いてマジですか?」
「本気と書いてマジだよ」
「理由と書いてワケですか??
「それはちょっと違う…かも;;;」
「嘘だぁあぁぁあ!こんなに変なのに!ま○子ちゃん通り越して、波○なのに!」
「ハゲじゃん!」
「じゃあオバケの○太郎!!」
「○太郎って…」
「じゃあ無難にレイヴンで」
「Σ嘘!?」
すると何処からもなく、ダダダっと走っていて来る足音が聞こえてきた
「ルウナちゃん、俺様の事呼んだ?vV」
「「「ドコから出てきたこの人」」」
…ルカまでも言ったのは、あえてツッコまないでおこう…
「…ハハハ、ひどいじゃない。たとえ火の中、水の中!俺様はルウナちゃんが呼べばどんな所でも駆け付けちゃうわよ〜Vv」
「…無駄にキラッてるとこ悪いけど、ごめん、呼んでないの」
※あたしがレイヴンに冷たいのは
気のせいではありません
だってからかうの楽しいんだもん♪
↑レイヴンしかからかえる人がいない
「ルウナちゃん…前髪」
「Σゔっ!?…ど、どうせ変だよ!カノンノとルカが気遣ってるだけで…実際変だって知ってるからもう言わないでー!//」
う〜…恥ずか死するぅ…
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