短編
□帝都の王子様!?①
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いつものように剣の稽古をしていたら､後ろから声をかけられた
｢ルウナ､少しいい??｣
｢ソディア副長､何でしょうか??｣
あたしは､ソディア副長に呼ばれて向かったのは…何故か女子更衣室であった
なんだかいつもより､ソディア副長がニコニコしているのは気のせいだろうか…
｢毎年､ザーフィアスで帝国祭があるのは知ってるわよね??｣
｢えぇ､帝国祭って明日ですよね??…それが何か??｣
｢今回のメインイベントの手伝いをして欲しいの｣
｢それは構わないですけど…何の手伝いを??｣
｢コレを着てくれない??｣
更衣室のロッカーを開けて取り出したのは､真新しい綺麗なドレスであった
｢わぁ…綺麗なドレス…ってソディア副長!?なんで帝国祭とドレスが関係あるんですか!!?｣
思わず上司にノリツッコミを入れてしまった
｢貴女が､女性騎士No.1だからよ｣
｢……はい??｣
｢やっぱり知らないのね､誰かが女性騎士で人気かっていうのを調査したらしい。そしたら､ダントツでルウナが１位だったらしいわ｣
そんなの知らなかった～
ていうか恥ずかしい!!///
｢む…無理ですよ!!恥ずかしくて着てられませんッ!!///｣
｢あら､アレクセイ騎士団長が協力してくれたら､今月の給料を倍にするって言ってたわよ??｣
｢Σ倍ですか!!!???｣
｢…でも､ルウナがやらないって言うならば…他の人に頼むしかないか｣
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