短編

□PAЯTNЯ
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「僕の一生をかけて、お前を守り、幸せにするよ」


「‥‥!あたしも、一生エミリオについて行く」


「‥‥じゃあ早速、まずこの森を抜ける。行けるか??」


「行く気は満々だよ!! ‥‥満々なんだけどさ」


「?‥‥なんだ?」




















ルウナは後頭部に手を沿え、笑いながら口を開いた




















「滑ったときに、足を‥‥ですね‥‥」


「挫いたのか?」


「ご名答デス;」




















すると、彼女の右足首は赤く腫れ上がっていた


リオンは、ため息を一つ、そして一言















「‥‥仕方がない」


「そうだよね、スタン達が来るのを待とう、かッ?!!」




















ルウナの言葉の途中で、リオンは彼女の身体を抱き上げ、お姫様抱っこをした


勿論、ルウナは予想していなかったようで、耳まで赤くなっていた




















「ちょ、リリリ、リオン!! 恥ずかしいから、下ろして!! 下山するなら、自分で歩くからッ!!////」


「今のルウナの足の具合で下山したら、日が暮れる」


「ゔ‥‥‥‥;」


「わかったなら、大人しく掴まっていろ。次騒いだら‥‥落とすからな」


「‥‥‥‥、意地悪」




















そう言いながらも、彼の首に手を回し、身体を預けた


そして数十分後、二人は無事に下山、スタン達と合流を果たし、任務は終了した


下山時のリオンとルウナの雰囲気を見て、ルーティが冷やかして遊んだのは、言うまでもない















PAЯTNЯ


















「リオ〜ン、あんた見せ付けてくれたじゃなーい?」


「俺、あんなに笑ってるリオン初めて見たな〜」


「煩い!!!///」










*

なんだ、この微妙なオチ

リオンは「好き」って言葉より
なんだかんだでドストレートに
「愛してる」って言いそうだな〜
という勝手な妄想 笑

ていうか、ただ
言わせたかっただけ ←





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