氷の指輪
□第6話
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家に戻ったリクオは、さっき会った彼女のことが忘れられず
気が付けば彼女のことを考えていた
(さっきの子、昔会った雪女にすっごく似てた・・・)
それと同時に今日学校で会った及川氷麗という少女のことを思い出す
(そうえば、アイツも初めて会った時似てると思ったんだよな)
一瞬リクオの中で及川氷麗となの妖怪の姿が重なるがそれは本当に一瞬のことで、すぐに消える
(アイツが妖怪なわけないか・・・)
リクオはそこで考えるのをやめ、また今日会った妖怪のことを思いかえしていた
(また会いたいな・・・)
明日もまた彼女に会えるようにと祈りながらその瞳をおろしていった