頂き物
□僕のそばに居ない君…(後編)
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私はあなたを守るために強くなりたい…
つららがら奴良組を出て、一週間が過ぎた。
つららはある、雪山で修業を行っていた。
「(もっと、若を…リクオ様を御守りできる力が欲しい…)」
つららが今、一番に願って求めるもの…
リクオを護れる力−−−−−−。
つららはただ、リクオのそばで仕えて、
役に立ちたい。
この思いから今までも強くなりたいと、
願う。
リクオもずっと慕って心から尊敬する主。
護りたい存在だから。
つららの思いが強さと変わる
そんな日が来るまで…
「(若、待っていてください。つららは絶対強くなってリクオ様のおそばで仕えます!)」