夢小説
□ヘタリア + リボーン = ?
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プロローグ【衝撃】
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-森の奥の大きな館-
ある一室で、五人の男が話し合っていた。
部屋は夜のため暗く、テーブルにロウソクが三本灯してあるだけだ。
四人はロウソクを囲うように互いを見て立っているが、
一人は見張りのように扉の近くに立っている。
それぞれの顔は緊張によってか、引きつっている。
アホ毛のある少年
「…っつーわけだ。」
先ほどまで喋っていた男が話を止めた。
後はお前達で考えろと言う風に三人に促す。
和服の男
「…信じられません…。
平和主義だった彼が、本当にそんなことを?」
金髪の男
「…彼奴が、本当に言ったんだな?」
眼鏡をかけた金髪の男
「え!? ちょ、アーサーっ!?」
アーサー
「アルフレッド。お前の気持ちも分からんでもない。
だが、ロヴィーノが言ってるんだぞ?」
アルフレッド
「…フェリシアーノが、言ったとは思えない。」
和服の男
「彼に聞く、というのはどうでしょうか。」
すると、見張りに立っていた男が声を荒げた。
銀髪の男
「菊! そしたらオレたちがフェリシアーノちゃんを疑ってるように思うだろっ!?」
菊
「ですよね…、すいません。」
ロヴィーノ
「菊は悪くねぇよ。
ギルベルト、お前もうちょっと言葉を選びやがれ!」
ギルベルト
「…すまねぇ。」
アーサー
「なら、さっさと片付けようぜ。
あの、ボンゴレを…、な。