おお振り(小説)

□‐誰よりも‐
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「泉、分かった…1回言えば分かるから!」

「水谷は?オレのこと好き?」

なんて……可愛い!!すごい可愛い!そんな、うるうるした目で見ないで欲しい。
それと、近い。泉がすごい近い!
ここは部室。みんなは帰ってしまっているから誰も居ない。

「嫌いなの?」

だ・か・ら!近い!

「嫌いじゃないよ!好きだよっ!」

そう言うと泉は、ぱあっっと笑顔になった。
でもすぐに照れたような顔になって

「別に嬉しくねぇーけどさ…」

可愛いー!!

オレはずっと好きだった。
誰よりも、君のことを…








end
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