おお振り(小説)
□‐甘い言葉・戸惑い‐
2ページ/4ページ
「あははっ」
笑われた。
「なに笑ってんの…」
そして、にっこり笑顔のままこう言われた。
「田島くん見てれば誰でもわかるよ…あぁ西浦の人、鈍感が多いからね。特に、主将とか‥さ。」
あぁそうか。オレって分かりやすかったのかな?
確かにオレ、田島悠一郎は花井梓のことが好きだ。
「だからなんだよ?花井のこと好きじゃいけないのかよ?」
いけない。なんて言うわけないと思った。
だって好きになるのは個人の自由だし。
なのに…
.
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ