情熱の扱い方〜前編〜

□忙しい職場と楽しい我が家
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・・・・・・ミーティングもなんとかこなし、そんなこんなで、忙しい日も終了。
6時定時なのに、6時半にミーティング終わるってどういうことよ。
いや、それより、8時間の勤務時間で、2時間ミーティングってどういう配分なの。

・・・・・・これは、やむを得ず。
仕事よりも私には家族が大事!

「すみません。大した働きはしていませんが、お先に失礼します!」
「お疲れ様です。」
「お疲れちゃ〜ん。」
「すみません、お疲れ様で〜す。」

挨拶を返してくれた部長(ついでに後輩君)に謝りつつ足早にフロアを後にする。

まだ残っている人に後ろめたい思いもあるけど、帰るったら帰る。

でも、忙しい割に心を乱されずに済んで一安心。
穏やかな気分で安心して帰れる。


そこそこ混んだ電車に乗ってしまった。
本当は寝て帰りたかったな〜と思いながら、吊革に捕まる。

前に座っているイチャつくカップルを目の端に捕らえた。

すごいな。

なんか・・・・・・気持ち悪い。
汚らしい・・・・・とか思ってしまう。

前頭葉はちゃんと発達しているんだろうか。
アラフォーに手が届きかけている私には最近の若者は、謎。
あの例の後輩君だって、こっちに来て時間も経っていないのに私のことをからかってくることがある。
若さって、時々とんでもない破壊力を持つ時があるな。
私だったらそれは無理ということを軽々やってしまう。
いいイミでも、悪いイミでも。

・・・・・・あの子、いくつだったかな。
大卒の新卒入社で3年目とか4年目とかだった気がする。

あれ?
うちの妹とほとんど変わらないじゃないの。

破壊力があっても、若いって、絶対的にいいコトだな〜としみじみ思う。


そしてそして、今日私が早く帰る理由。
それは、今日はその妹が帰ってくるから。

帰ってくると言っても、すぐ会える距離に住んでいる。
でも、お正月に会ったきりだし、すごく楽しみだったりする。
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