素晴らしき頂き物

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あれだけ信じてって言ったのに、お前らは全然信じてくれなかった。

だったら、せめて俺の話だけでも聞いてって言ったのに、お前は俺の話すら聞いてくれなかった。

出ていけって言って追い出したのは、いらないと言って捨てたのは他でもないお前らだ!




それなのに都合が悪くなったら帰って来いって、そりゃどういうことよ?

俺の言う事なんか全然聞いてくれなかったくせに、どうして俺がお前らの言葉なんか聞いてやらなきゃいけないわけ?

人に物を頼むんなら、それなりの誠意と態度ってもんがあんだろ?



えっ?なに?もうあんな事をはしない?

あれだけの事をしておいて、なに言ってんだかねぇ〜。

つーか、俺はお前らの言葉なんて全然信じてないんだけど?

お前らだって俺のことを信じてくれなかったんだから、お互い様だろ?

なのに、自分達は信じてくれっていうのは一方的すぎねぇ?

あ〜、もううるさいなぁ。

俺の時は全然信じなかったくせに、それが自分達のこととなるとギャアギャア騒ぎやがって。



だったら1つ、俺と賭けをしようよ。

ルールは簡単。

お前らの中の誰か1人でもいいから、俺の所まで辿りついてみせなよ。

そしたら賭けは、お前らの勝ち。

大人しく帰ってやって、もう一度お前らを信じるチャンスぐらいはやってもいい。



けどさ。

もし全員脱落して誰も辿りつけなかったら、賭けは俺の勝ち。

2度と俺の前に姿を見せないでくれ。

ま、せいぜい頑張りなよ?

全ては、お前ら自身の    にかかっているんだからさ。
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