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□幸壊し編
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ひぐらしのなく頃に 礼「賽殺し編」パロディ
ただしひぐらし本編とは全く関係なし
「幸壊し編」
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「が、ま、ん〜！！」
ある朝、「ウザい」とあしらわれながらリボーンに飛び蹴りを喰らったランボはいつもの様に泣きながらモジャモジャ頭からバズーカを取り出す。
「がはは、これはボスから貰った新作なんだもんね！」
そう言って見たこともないような形状のバズーカをリボーンに向けた。
「死（ち）ねリボーン！！」
だがそれをリボーンが喰らうハズも無く、
「そんなの喰らうかアホ牛が」
リボーンはまたランボをど突いた。
「うわあぁあぁあ！！」
それでさらに泣き出したランボは、俺にもバズーカを向け、思い切りぶっ放した。
「おいよけろツナ！」
「……え？」
のんびりベッドで漫画を読んでた俺がそんな直ぐに反応できる訳も無く。
ドカーンッ！！
俺はそのままバズーカを喰らってしまったのである。
「（あぁ、そういえば１０年後行くのも久しぶりだな……）」
俺は「新作」という言葉も忘れ、未来の事をどうのこうの考えていた。
本当……
着いた先がただの俺達の未来だったら良かったのに。
着いたのは、
最高に最悪な世界―パラレルワールド―だった