☆樽美酒研二☆

□smile
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「ただいまぁ」



今日も奴は白塗りで帰宅。



「ちょ、また白塗りで
帰ってきたの?」


「うん。めんどくさかった」



上機嫌で私の膝に
とびこむ研二。



「ちょっと、
白塗り落としてきなよ」


私は肘で研二を押しやる。

「お帰りのちゅーとか
ないの?(///▽///)」


「ないわばか!」

正直お風呂上がりなのに
ちゅーなんてしたら
白塗りが付くじゃんね。


「じゃあ落としてこよ♪」


研二はすばやく
立ち上がると
洗面所に消えていった。



数分後
白塗りを落とし終えた研二は
再び私の膝にダイブ。
この時ムダゲ処理をしといて
本当によかったと思う。


「ねぇねぇ見てみて」


研二は携帯の画面を
自慢気な顔で見せてくる



画面のなかには
フルチン研二がいた。



「ぎゃー!ばか!変態!」


私は研二の頭を
ぽかぽか叩く


毎回毎回
ブログに変な写メ
載せちゃってさ!


へん!



「えー。なんで変態扱い?」


「ブログに載せたりして
ろしゅちゅきょうだから」


肝心なとこで
噛んでしまう私


「かぁーわーいーいー
嫉妬しとると?
名無しさんは可愛いなぁ」



「うるさぁい!」


恥ずかしかったから
そっぽを向いてみる。



「でもモザイク無し
見れるなんてレアやろ?」


研二は私を後ろから
抱き締めてくれた。



「生身の俺にさわれるのも
女子では名無しさんだけ」



私は小さくうなずく。



「はい!わかったらちゅーして」




私は研二の腕に軽く
唇をつけた。


「なんでそこ?」



研二は少し強引に
私にキスした。


フワッと香る
洗顔のにおい。



「なんかムラムラしてきた。」



「ちゅーするからでしょ」




「やべっハァハァしてきた」



「うるさいなぁ。。」



「やべチンコが、、ry」



「変態!外走ってこい!」



「えぇー。」



私は研二の
腕をすり抜け
布団に潜り込む。


「えへへ、バーカ。」



「可愛いけどなんかムカつく。」



研二は優しく微笑んで
おでこにキスしてくれて
頭を撫でてくれた。



「愛しとーよ」





End

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