ゴールデンボンバー
□片想い
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「お待たせしました!
ポテトになります!」
今日もマックに来る
ビジュアル系のバンドマンと
タミヤマークのTシャツを
きたひと。
出会いはこの店。
私の勝手な片想いなのだけど
あの笑顔に一発で
やられたんだよね。
ねえ。どうしたら
店員とお客さんから
昇格できるのかな??
彼がいるときは
仕事もはかどらないし
もう一回何か注文しないかな
なんて思っちゃう。
「ちょ!キャンさん!
それはだめでしょー!!」
タミヤの人が少しだけ
大きな声で話す。
キャンさん。
あの人キャンさんてゆうんだ。
「 名無しこれ、あのテーブルに持っていって 」
店長に渡された
チキンナゲット
あのテーブルって、、、
私の好きな人がいる
あのテーブル。
「お待たせしました」
「あっ!キャンさん。
ナゲットきたよー!!」
「おー。」
キャンさんは
私の顔に見向きもしない。
なかなか手強そう。