ゴールデンボンバー

□kiss me?(翔×主)
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「あぁぁぁぁ!」


部屋中に響く少し高めの声。


「うるさーい!」


私は履いてたスリッパで
翔の頭をどつく。



「ひぃっ!痛いよう!」


翔は座ってたイスから
転げ落ちた。


やりすぎたっと思い
私は翔に駆け寄る。



「ごめん!大丈夫?」


「うん!お陰で目さめたよ」


頭をさすりながら起き上がる。


「作詞うまくいかない?」

「うん。難しいねっ」


「お腹好いてない?」

「あー!空いた!」

「じゃあ作ってくるね♪」

「 名無しちゃんいつもありがとぅ! 」


「気にしないでっ!料理好きだし」



「わーい!手料理なんてはじめてだ!」


翔はイスの上で嬉しそうに
足をプラプラさせている。



「えー。嘘だ」


バンドもしてるし
化粧した顔は格好いいから
モテそうなのに…


「ほんとだよ!あ!カップ麺ならつくってもらった!」



「カップ麺って(笑)」


翔はニカっと笑うと
パソコンに向き直った。


私もキッチンに向かう。


冷蔵庫の中には
ビール、ウインナー
野菜ちょっと
玉子


のみ。




インスタントラーメンは
たくさんあるんだけどな…。




取り敢えずご飯を炊く。


ケチャップあるから
オムライス作ろうかな…



そう言えば
毒グモ女にもオムライス
でてきたっけ…(笑)



そんなことを考えながら
調理をすすめた。
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