イナイレ「腐」
□反対の境界線
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俺は怖かったんだ。
君と離れるのが。
「晴矢。我儘を言うな。
これは私らだけの問題ではない」
「でもッ・・・・・これは風介の最後のッ、」
「晴矢、」
俯いた俺に言い聞かせるように
微笑んだ風介は静かに言う。
「その足の怪我では出られない。」
「・・・・大丈夫だ!なんともねぇよ!!」
といってボールを蹴ってみせるが
ズキッとした痛みが足に走る。
「ッ!!」
「だから言っただろう。
お前は試合に出れない。」
「やだ、俺は風介とッ・・・!」
だって・・・これは風介の
最後の試合じゃないか。