ハガレン

□第5話
1ページ/3ページ






「・・・・・・僕、あんたに会いたくはなかったんだけどなぁ・・・」

そとに出るとイシュバールイシュバールうるさいし、かといってサングラスは周りが
見にくいという理由で地下水路を歩いていたのだが、目の前には

「・・・スカー。」

ゆっくりと来ていたので2日もかかってしまった。もちろん、図書館が燃えたことも知らない。
目の前の男もなんだこいつはとでも言いたげな感じだ。

「なんでここにいる。」
「話すと長いよ?聞く?」
「・・・・・・遠慮する。」

カツンと足音が響く。2人しかいないので当たり前といえば当たり前だが。
行く方向が一緒なのか、なぜか自然とスカーについていく形になってしまった。

足元をとおりすぎて大量のねずみが通り過ぎる。あまりにおかしい光景だった。
後ろを同時に振り返るとデブの男が立っていた。明らかにおかしかった。
こちらに向かって走ってくる。構えた瞬間、スカーの左手で後ろへと引かされる。
なにするんだ、と叫びそうになったがスカーは右手でデブの男をつかむ。
バチバチバチと、電流のようなものが飛び交うが、デブの男はなんともないようだった。
とっさに左手を体から引き剥がす。

後ろから、女が飛び掛ってきたことも知らずに







僕の力


.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ