ハガレン
□第2話
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ロイ・マスタングの部屋にはリザたちがあつまっていた。イシュバールの民である
スカーのことについて話していた。そんな中、コンコンとトビラを叩かれる。アルを
扉の前から移動させ、ロイがなんだ、とつぶやいた。外の軍人は入っては行けないとわかっているのか
外で返事をした。
「マスタング大佐に会いたいという少年が来ているのですが、どういたしましょう!?」
「少年・・・いい、通せ。」
そういうと、ゆっくりと扉が開かれる。ひょこ、と顔を覗かせたのは
ニーナだった。
エドの目が開かれ、全員は驚きの目でニーナを見つめた。だが、違和感があった。
小さいのだ。以前にあったときよりも一回り小さくなっていた。
その後ろからはエドよりも少し小さい子供が犬を抱えて入ってきた。
「・・・ニーナ?」
「・・・?だれ?」
え、と全員が驚いている。めんどくさいなぁ、とでも言わんばかりの顔で
全員を見渡す子供。犬を地面に置くが、それもアレキサンダーだった。
「記憶を失ってるんですよ。知り合いだったのかしりませんが、あなた方のことは
覚えてませんよ。」
再開
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