ハガレン
□第11話
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「セントラルに向かうなら、同行してもいい？」
かわいらしく首をかしげる。スカーも、メイも快く了解をした。かわいらしくくすくすと笑うと
歩幅をあわせて一緒に歩いていった。
「・・・ねぇ、スカー。」
後ろにはメイとヨキが話しながら歩いてきていた。今なら大丈夫かと思い、スカーを見上げる。
今は髪をくくっているので特に違和感はなかった。まっすぐ見ることができる。
「・・・僕ってイシュバール人？」
「・・・・・・いや、ちがうだろう。俺達みたいな褐色の肌をしていない。」
「・・・・・・そっか・・・ん？」
新聞紙を見る。見出しを見ると、ヒューズを殺した犯人はマリア・ロスというものだった。
「・・・少し電話かけてからいくわ。後で追いつくから先に行っといて。」
助けるために。
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