末摘花



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外(よそ)のみに 見つつ恋ひ(こひ)なむ 紅(くれなゐ)の 末摘む(すゑつむ)花の 色に出でず(いでず)とも

遠目で見ているだけで、(ひっそりと、思いをあらわにしないようにして)恋し続けていよう。紅花の、末摘む花のように、思いを見せないで。

サイズ:半切
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